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即時買取

即時買取とは、文字どおり自身の所持している土地などを不動産会社がすぐ購入するタイプの買取方法です。

金額の交渉が済むと同時に物件の引き渡しが行われるため、遅くても約1ヶ月、早くて約3日で売却が完了するので「できるだけ早く手放したい」「すぐにでも現金化したい」という方におすすめの方法となっています。しかし、相場よりも少ない金額での売却になることがほとんどです。

買取保証

買取保証とは不動産会社が一定の期間、仲介を行い第三者向けに販売活動を行います。その期間内に購入者が現れなかった場合にあらかじめ決めておいた金額で不動産会社が購入する買取方法です。仲介での販売活動にかける期間は3ヶ月程度となります。一般的な仲介の場合、約3～6ヶ月程度です。
「仲介ほど時間はかけられないが、少しだけ時間的な余裕がある」「早期決着の優先度が高いが売却価格は少しでも高いとうれしい」

期限つきで市場価格での売却にチャレンジできますが、物件によっては保証がつかないケースもあるので注意しましょう。

＜売却期間の目安＞

建物や土地を所有しているが不要になってしまった場合、持ち続けていると維持費などの問題でかえって負担になってしまうこともあります。

もし、不要になった不動産がありましたら不動産会社に買取を依頼する選択肢もご検討ください。買取はよく「仲介」と比較され価格面で選択肢から外してしまう場合もあります。しかし、売り主様の状況や即時買取・買取保証のどちらを選ぶかによって仲介よりメリットが大きくなることも少なくありません。

それぞれのメリット・デメリットを比較し、よりよい選択肢をお選びください。

関連情報：マンション買取業者による物件の「買取保証」とは

市場相場の6～7割を信じすぎない

マンション買取のことをインターネットなどで調べていると「マンションの買取相場は市場相場の6〜8割である」という文言を目にする機会があるのではないでしょうか。しかし、実際には必ずしもそうとは限らず失敗してしまう事例もあります。

市場相場に定まった金額があるとはいえないので、正確な参考となる数字は算出できません。あくまでも概算として市場相場の約8割を目安にするとよいでしょう。

低価格だと相場に満たない場合がある

築年数が50年前後経っているような古い物件は、市場の相場に満たないこともあります。古い配管を取り替えたり浴室を新しいものと交換したりしないといけないため、築年数が新しい物件よりリフォーム費用がかかるからです。

不動産会社としても入居者の利便性などを加味しないといけないため、リフォームは大前提となります。相場との差額が出てしまうケースはその分高くなります。

仲介よりは高く売れない

買取は販売活動をしなくてもよいため人との接触が限りなく少ない、すぐに売却手続きが済む、現金を手に入れるまでの期間が短いというメリットがあります。

しかし、仲介よりは少ない価格で取引されることが多いというデメリットがあることも事実です。金銭面を重視するなら仲介、売却までの期間を短くしたい方は買取を行うことをおすすめします。

マンション買取の注意点を踏まえておかないと損をしたりトラブルに発展したりする可能性も否めませんので注意が必要です。